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第一一五号
    毎年10月第2週土曜日を中心に1年が周る生活に!


2015年11月4日
JIC会員
室谷 浩二

    滋賀県大津市在住の室谷浩二です。トライアスロンチームBigLakeの代表を務めております。
    
40歳からメタボ脱却のために身体を動かし始め、やがて運命的な出来事がきっかけでトライア
    スロンの世界に飛び込み、今年で14年目のシーズンを無事に終えようとしています。
    トライアスロンを始めようと思った頃はかなづちからのスタートで、ランでも10kmを60分かかっ
    ていました。しかしその後、努力を重ねた甲斐もあって劇的に身体が変化しレースでも上位に食
    い込めるようになってきました。

    
この頃は51.5を主戦場に戦ってましたが、(2009.2010年と2年連続でエイジカテゴリーで年間チ
    ャンピオン)初宮古で総合37位と健闘出来た事がきっかけとなり、やがてハワイを意識するよう
    になりました。そして2012年セントレア70.3でKONAのスロットを獲得して以来、今年2015年まで
    4年連続でKONAの地を踏んでいます。

    
2012年の初KONAで私の人生は、完全に10月の第2週の土曜日を中心に1年が周る様になって
    しまいました。今後の私の目標は、10年連続でハワイに行き完走すること。そしていつかこのハ
    ワイで表彰台に上りたいと思っています。

    
今年53歳の私が、この年になっても”夢”を追い求めることが出来るトライアスロンと巡り合えて
    本当に幸せだと思っています。アイアンマンクラブメンバーの皆さん、こんな私ですが今後共よ
    ろしくお願い致します。
 
    (大会開催日:2015・10・10)
              


第一一四号

     IRONMANを引退できそうにありません!


2015年10月26日
JIC会員
松田 喜美子

    スイムはうねりがあり、アップして自分の時計を見た時1:42とチョット。 今回のレースは終わっ
    たと思ったくらいでしたもう慌てることなく落ち着いてバイクに進むバイクでは昨夜飲んだ入
    眠剤がいつまでも作用して眠くて目を開いてられず、エイドごとにヘルメット(バイザー付き)を
    脱いで目を洗う始末で、これが50km過ぎたあたりまで続く。
    Hawiでは強風ではあるが突風ではないのでラッキー。所がそこを過ぎてからは下りで激漕ぎし
    ても進まないアゲインスト、これが世界一厳しいKONAなんだ・・・ バイクもなんとかクリア!

    
ランに入った所の沿道で主人が ”帰ってこれるか?”って!”勿論帰ってくるよ”って言って出発。
    
アリードライブで同宿の32さんが ”辛抱、辛抱!”って! 足を痛めて思い通りに走れないがこ
    の ”辛抱” のことばを唱えながらラン。クイーンKからエナジーラボまで何分かかるか計り、エナ
    ジーラボを出た時点で何とかゴール出来ると確信する。

    コナシーサイドの交差点(あと1km位)で変な帽子をかぶった外国人が並走してくれたので、その
    人の腕をつかんで最後の力で激走。 12:00:04ゴール! 7:10にスタートしたんだから0:10がゴ
    ールだと思ってたのにもう松明ダンスが始っていた。

    
翌日、ランの記録が出てないので抗議に行こうかと思ったが、その前にアスリートガイドを見たら
    
制限時間が16時間50分に変更なってました。30数年間17時間だったのにいつから変ったの?
    ってみんな口々に・・・
    
世界最高齢の稲田さんも5秒に泣いたそうです。世界最高齢女子も2・3分オーバーしたのでゴー
    ルできませんでした。いつもは制限時間なんて気にしたことはありませんでしたが、今回は4秒
    に泣きました。

    
たくさんの応援を受けながら完走はしたものの、記録が残らず残念な報告になりました。
    
友人から  ”記録より記憶だよ” って嬉しいお言葉を頂きました。応援、声援本当にありがとうご
    ざいました。こんな結果ではIRONMANを引退できそうにありません!
      <参考:松田さんは日本人女性の最高齢選手として、65~69歳カテゴリーで
        ただ一人だけ 参加されました>
     (大会開催日:2015・10・10)
             


第一一三号
        Road to Kona Race Day !


2015年10月20日
JIC会員
松本 充


       
Swim

     今回は無理をしないで完走目標なので、緊張感も無く7時間熟睡出来ました。同宿の狙っている
     方は、前日からかなりテンパっておりました。朝3時半起床、Immmyとお父さんが作ってくれた。
     おにぎりと味噌汁で朝食、ナンバーリング、バイクセッティングを終えて、一時コンドミニアムに戻
     る。近いって最高です。スイムではカーフ・コンプレションが禁止なので、傷口に防水パッドを貼る。
     空もそろそろ明るく成って、Proスタート、我々も入水、スタート・ラインへ。安全を優先して何時も
     インでは無くアウト前から20番位で待機。何時もながらのいきなりの号砲でスタート。最初のバト
     ルを交わしながら、本流へ斜めに泳ぐがやはりかなりロスしているのが判る。合流してからも、
     バトルを避けて外側を泳ぐ。ドラフテイングが出来ないので、速くは無いけど呼吸も疲れもない、
     この場所に戻って来たことに感謝しながら泳ぎます。

     Royal Kona Resortを左に見える頃になると少しうねりますが出てきたが、毎週の海練のお陰で
     問題無いレベル。折り返しの船が見え、周りが混雑してきた。上手く人をかき分けながらキックは
     あまり打たずに、心拍を上げない用に淡々と泳ぎます。折り返して中程で15分後スタートの女子
     選手に抜かれ始め、ラスト500m位ではぐっちゃくちゃで結構なバトルです。女子選手は男子の大
     群をぬくのが大変そうでした。Pierに上がって時計を見るがタイムが判りません。シャワーを浴び
     てトランジッションへ。

     
Bike
     T1で傷口のパッドを交換、出血は無いが少し血が滲んでいるが問題なし。カーフ・コンプレション、
     アーム・カバー、首にひんやりくんを巻いてスタート。大西さん、やお君にメンテしてもらったが、
     3Tステルス80に10速スプロケット入れせいか?中4枚が使えないのは判っていたので、上りは軽
     いギャーでくるくる、下りはトップか2枚目を踏んで行く、3週間の練習ブランクで時速5kmは落ち
     て入るのは判っている、焦らずに無理をしないで淡々走ります。当然このスピードではバンバン
     抜かれます。最初折り返し前に堀野さん、QK手前で鶴ちゃんにも追い越された。Palani rd.はイン
     ナーxロー、山村パパ、岩佐さん、鎌田君、弘道君達にパワー貰ってQKへ。軽い追い風の中を
     サイクリングペースで走ります。ワイコロアを過ぎ、港の手前でProとすれ違い始めます。殆ど観
     客状態で眺め、この地で走れる事に感謝の気持ちが一杯に成りました!

     港を左折してアップダウンを幾つか走り、Hawiの上りに入ると霧雨が降っていい気持ちです。
     向かい風はあるが、此まで踏んでいないせいか?そんに辛くは無く呆気ないほどに折り返し、
     下りは時折山の切れ目から吹く突風に気をつけながらDHポジション、アウタートップでぶっ飛び
     ます。上りで抜かれた人たちを殆ど抜きます。港の手前でIronmammyにすれ違い声をかける、
     バイクは調子良さそうです。

     港右折からは、お約束の向かい風、上りはインナークルクル、下りも回さないと30km出ません。
     気温も上がり水を被り身体を冷やします。アームカバーとひんやり君のお陰でオーバーヒートし
     ないで済みました。補給はGUを一時間に一本、Red Bull2本、Expoで買った塩を30分に一回摂
     取、水分はカーボショッツで飲み過ぎないように注意して走ります。前半追い込んでいないせい
     か?痙攣も無く、後はただひたすら我慢の走りでバイクFinish!

     
Run
     T2で時間を見ると8: 40かかっている、予定より一時間40分位遅いが、後8時間有るのでこの時点
     で完走出来ると確信。2005にKonaに来てから毎年挑戦したが叶わず、2015IM Cairnsに向けて練
     習中の3月にRun後に心臓疾患で倒れ、翌日永眠された友人関谷さん(74才男性)の喪章を付き
     ゼッケンを付けた。(Cairnsでは仲間が彼のゼッケンと写真をバイクに貼って走りました。)

     シューズを履いて立ち上がると”みつさ~ん”と声かけられ振り向くとGoくんだった。バイクで潰れ
     ましたとの事、時間はあるから絶対に完走できるよ。完走しないとOK'z親方達と飲めないよと励ま
     して、ランへ。最初の予定通りkm7分でAidとPalani rd.のキツいところ以外は歩かないと決めてス
     タート。バイクで頑張らなかったせいか思ったより足は動きす。少し腰は痛いがYoko-san&Nao-
     sanに教わったピッチ走法で体幹を意識して走ります。もう4時過ぎだが今年のKonaはまだまだ
     暑い!Aidではスポンジと氷をお腹と背中に入れて身体を冷やす、まるで妊婦みたいで写真は欲
     しくないなと思いました。

     Alii Drive沿いは応援で一杯です。途中で堀野さんとエールを掛け合いながらすれ違う、彼は1
     時間位先行している。折り返しのKona Makaiの前辺りで同じAgeの村中さんが歩いてる。歩いて
     でも完走できる時間だからから頑張れと声をかけた。Palani rd.の下でIronmammyを確認、自分
     にも言い聞かせるように”辛抱辛抱”と声をかけた。Palani rd.上りのキツいところで歩いていると、
     日本応援団が凄い盛りあがりだ、QK手前で麻衣ちゃんが併走してくれ、パワー貰ってQKへ。
     兎に角Aid間1 マイルはひたすら耐えて走ります。今回は塩とBCAAをジャージのポケットに入れ
     て他は何も持ちません。AidでGU,コーラ、レッドブル摂取。暗くなりなり始めたので、ランプを持っ
     た若い女性の後を付いていきます。この頃から関谷さんと一緒に走っている感じがしてきました。
     あの女の子に付いてけと言われるみたい。エナジーラボを下り、Special Aidで堀野さんに貰った
     梅干しを食べたらすっきり!QKに上がると後少しだから歩くなと関谷さんが声をかけて来たり、
     自分が関谷さんKonaの町が見えてきたよと応じたり本当に話して一緒に走っているようでした。
     Palani rd.下りAlii Driveの観客に’Good Job!'と声をかけられ、ゴール手前では皆とハイタッチ。
     ゴールでは喪章の付いたゼッケンを上に掲げてFinish!
     Swim 01:28:31   Bike 07:03:16   Run 05:35:15 Total 14:27:12
     タイムはワーストでしたが楽しく走れました。

     
PS.
     事故後3週間歩けない自分を病院送迎等、介護してくれた奥さん、10/10にレースがあると言った
     ら最善の治療をしてくれたドクター、保険やメンテでお世話になった大西さんとやお君、針治療し
     てくれた豪さん、励ましてくれた隊長はじめ横鉄の皆さん、元気付けてくれたOK’Z親方、堀野さ
     ん、Ironmammy、ピッチ走法の指導してくれたYoko-san&Nao-san、海練で鍛えてくれた岩佐さん、
     麻衣ちゃん、皆さんのお陰でスタート・ラインに立て完走出来ました。Many Many Thanksです。

     (大会開催日:2015・10・10)
       



第一一二号
   Ironman World Championship Race Report!


2015年10月17日
JIC会員
小松 亮

     おそらく40代最大で最後のプライベートイベントとなるであろうハワイ島コナで行われたIronman
     World Championshipに出場してきましたので、そのレースレポートお送りします。今回はレースだ
     けではなく、各種レース関連イベントにも参加してきたので、せっかくなのでその報告も。

     10月6日(火)午前中の勤務を終え、一路コナヘ。同日のお昼過ぎにコナ着後、宿泊するコンドミ
     ニアムにチェックイン。夕方から始まる、選手による国別パレードに参加。日本チームは合計95
     名参加予定とのこと。まだまだ、到着していないメンバーがたくさん。コナの町はIronman一色で
     すが、僕はまだまだ、レース気分の緊張感・盛り上がり感はさすがにまだない。

     7日(水)の朝はSwim会場となるKailua Pierで試泳。海が透明で気持ちがいい。その後、バイクで
     クイーンKを試走。暑い、既に秋を感じる日本から来たので、30度のむんむんとした熱気はかなり
     堪える。本番は大丈夫かと不安いっぱいとなる。

     8日(木)の早朝にアンダーパンツランというチャリティーイベントが開催されており、USD20の寄
     付とともに参加。翌日の地元紙の一面にセーラームーンに仮装した日本人女性選手の写真がド
     ーンと出る。男性選手はふんどし姿、一番注目を浴びる!一連のイベント終了後いよいよレース
     当日10月10日を迎えます。

     男性のエイジグループのSwimスタートは6時55分から。この集団の中の自分の泳力はほぼ中間
     ぐらいと見込んでいたので、速い人たちのスタートバトルに巻き込まれないよう、列の後方でスタ
     ートを待つ。レースタイム計測用の時計が立ち泳ぎをしながら見えたので、54分59秒にスタート。
     バトルはないものの、ポジションがちょっと後方過ぎた。自分より泳力のない選手の集団で泳い
     でしまったのが少々悔やまれる。体力にたっぷり余裕を持ってSwimをフィニッシュ。

     コナの町から90KM北にあるハヴィの町までの折り返しのバイクコース。アップダウンはあるもの
     の、自分としてはそれほど苦とするコースではないはず。暑くなるのはわかっていたから、体力
     温存・ゆっくりペースを意図的に心がける。外人選手にがんがん抜かれたが、「いつか抜き返して
     やる」と心に炎をともしながらマイペースを維持。50分ほどで30KM地点を通過、ゆっくりの割には
     いいペース。30分に一回、しっかり補給、こまめな給水もしていた。ところが、今でも原因はまった
     くわからないが60KM付近で急に気持ち悪くなり、それ以降補給がまったくできなくなる。力が出
     なくペースがぐっと落ちてくる。女性の選手にもがんがん抜かれる。のどの渇き、暑さにもやられ、
     折り返してからはすべてのエイドステーションでバイクから降りて給水、水掛をしなければいけな
     い始末。こんなときに向かい風。たいした風ではないのに、スピードは20KM前半までのポタリン
     グペースまで落ちる。こんな状況でフルマラソン走ることができるのか?、もうやめたいと頭によ
     ぎる。。。 T2近くで、いつまでも帰ってこない僕を心配してくれる妻の「あきらめないで、最後まで
     がんばれー」という応援の声がする。この声を聞いたからには途中棄権するわけにはいかない。

     ランに入っても胃の調子は戻らない。おそらく今後も補給はできないだろう。目標はこのような状
     況で可能な「最速の完走」に切り替えた。キロ6分ほどのスピードでラン開始。上り坂は体力を消
     耗するので歩く、エイドでも歩きながら水、コーラ、オレンジをとる。だんだんキロ7分、7分半、8分
     ペースへと落ちていく。ペンギン走りでかっこ悪いが走る努力をする。とうとう30KM地点で日も暮
     れてきた。真っ暗になる。あと、12KMだ。でも、とうとう水分すらも受け付けなくなった。吐いても、
     オレンジの皮しか出てこない。キロ10分ペースまで落ちる。日も暮れ涼しくなってきたが、走って
     いるので(たぶん周りの人が見たら早歩きくらいにしか見えないが)汗が出てる。水分はとらなき
     ゃ危ない。エイドで水を舐める。体はぼろぼろだが頭はさえている。ゴール手前3キロ地点でしば
     らく上り坂が続く。上り坂のピークでは多くの人がビートのきいた音楽をがんがんかけて応援して
     くれていた。ピークに向かい歩いていると、観戦者の一人より「おい!歩くんじゃない、僕たちは
     歩いているのは見たくない、お前はできるんだ、ゴールはあと少し、みんな応援するから走ろう!」
     の叱咤激励が。泣けたね。これがトライアスロンのいいところなんだよね。最後の気力を振り絞り、
     5時間25分をかけてランを終えた。

     累計タイム12時間58分31秒の長い長いたびの終わり。タイムだけ見れば正直ふがいない結果で
     す。でも、10時間の間、補給することなく水分だけで何とか完走できました。胃の中は空っぽ、ま
     さに、全てのエネルギーを出し切った結果なので目標の完全燃焼は達成できました。

     レースレポートを書いている段になり、やはり8月23日のIronman Japanからのレース間隔が短す
     ぎることによる疲労が胃の不調の主たる原因としか考えられなくなりました。今だから白状できま
     すが9月のトレーニングは自分の思いとおりにいかなかったのが本音。すなわち、バイク、ランと
     も180KM、30KMのロングを一度やる予定にしていましたが、バイク90KMやったところで(180KM
     を走るペースで開始したのだが)、疲労困憊・精神的にも我慢できず中断、当然ランの30KM走も
     22KMほどでアウト。

     さて、「最後のKONAの挑戦」を年初の目標に抱えましたが、今はどんな心境でしょうか? 世界
     選手権でちゃんと自分の納得できるレースをしたいという気持ちは正直ありますが、じゃ、来年チ
     ャレンジするか?と問われればわからないですね。でも、Ironmanのモットーである Anything is
     possible を具現化するため、またいつか挑戦すると思います。そのときまで アロハ!
     (大会開催日:2015・10・10)
           



第一一一号
    第7回消防トライアスロン大会開催しました!


2015年10月5日
JIC会員
中村 正史


 JIC会員の皆様ご無沙汰しております。
 この程、9月27日岐阜県の長良川にて第7回消防トライアスロン大会を、チームケンズ様
 のご協力により開催出来ました。

 この大会は消防職員及び消防団員、OB、OG、参加によるもので、「消防人の、消防人に
 よる、消防人の為のトライアスロン大会で、どこを探しても、同一職域で開催している大会
 はない。」ということです。
 開催にいたり「日本消防トライアスロンクラブ(JFTC)会長、酒井 秀夫」及び私「同副会長、
 中村 正史」で協力し参加者を募りました。
 当日は、参加者46名で楽しくレースを終えました。結果ですが、消防職員が総合で1位の
 成績でしたので誇らしく思いました。

 また、スプリントレースということで、やはり、若い人が速く、とても着いていけなく年を感じ
 ました。私ごとですが、左足の甲が上下に動かなくなり去年の11月28日に椎間板ヘルニ
 アの除去手術をしてから、初めてのレースとなりました。
 まだ、10キロぐらいしか走ることが出来ませんが、これから、トレーニングを積み、またアイ
 アンマンを完走出来るように頑張りたいと思います。 では、失礼します。
                        大会要項
        



第一一〇号
      夢 叶 っ た の か な ぁ ~


2015年9月18日
JIC会員
松川 幹雄


       トライアスロンを始め5年目の66歳でアイアンマンジャパン北海道を完走出来ました。
       アイアンマンディスタンスは五島長崎で昨年と今年で2回完走しています。この大会の
       制限時間は五島長崎より2時間長い17時間でもあり少しは自信があったのですが、
       そこはやっぱり予定どおりにはいかないもので落とし穴がありました。

       スイムは洞爺湖(淡水の湖)の三角形コース上を1周と2/3を泳ぐ3.8kmで,水温も23.5
       度でちょっと温かく私には良かったです。透明度は抜群で水の色は濃いブルーで前を
       泳ぐ選手の足が見えて大阪舞洲の海とは大違いです。私は最終の6時22分のフロー
       ティングスタートだったのでバトルにもならず、気持ち良く泳ぐ事が出来まずまずのス
       イムの完泳でした。

       次はバイクの180.2kmです。羊蹄山(蝦夷富士)を見ながらのどかなコースと思ってい
       たのですが、昨年のコース中の橋が地滑りで崩落があり今年からコース変更、ニセ
       コアンヌプリの中腹まで標高800mのヒルクライム区間が加わるコースでした。
       スタートからは向日葵・トウモロコシ・ジャガイモ畑が続く北海道を感じるコースですが、
        100kmを超えてから15km連続の登りがあり、私が初めて経験する厳しいバイクコー
       スでした。その後は一気に降りるので気持ち良かったのですが、ここでバイクの制限
       時間を確認すると前半は50分の余裕が有ったのに、140km地点では残りをこのペー
       スで行けばギリギリになると解り焦り出しました。
       公式の制限時間は距離計算だけでアップダウン時のスピードを計算していなかったよ
       うでした。でもでも頑張って何とかバイクが終わりランのスタートまで来ました。

       ランの42.2kmは歩道・未塗装の林道・農道・湖畔遊歩道のコースです。私の今大会の
       大反省はランでした。 北海道に行く2日前から胃腸の調子が悪く、食べたものが消化
       せず前日も当日も食べられなくて、バイクでは小さなおにぎり2個食べただけでした。
       ランをスタートして10km過ぎから一気に3~4km下る所で飛ばし過ぎて胃液が上がり
       だし、その後は吐き気ばかりでした。洞爺湖湖畔に出てからは真っ暗な中、湖の彼方
       に見えるゴール方向の小さな灯りを目指して一歩一歩前に進みました。
       20時ごろから雨が降り出し辛い6時間のランロードでしたが、23時12分のゴールで16
       時間50分かかり結果は制限10分前ゴールの完走でした。チョットだけのバンザイです。

       ロングのトライアスロンは高齢者には厳しいですが、魅力と感動はいっぱいです。
       ゴールで遅くまで待っていてくれ車で宿舎まで送迎していただいた角谷さん・吉岡さん
       ・西川さん・中西さん他、AAC仲間の皆様に支えられたお蔭だと感謝しています。
       北海道は観光あり・グルメありなので、バイクコースが変更になったならば来年もチャ
       レンジしたいと思います。
       (大会開催日:2015・8・23)
                       



第一〇九号
      73歳にして念願のアイアンマン・ジャパン初出場!


2015年9月18日
JIC会員
中島 守


       66歳から始めたトライアスロン、SUIM・BIKE・RUNどれも未熟な自分にハッパをかけ
       ての特訓の日々。それもアイアンマンとは?何の事かもよく理解せずの6年間でした。
       そんな不安の中での北海道、終わってみれば完走と入賞という結果に大満足!!
       でしたが時間の経過と共に、自分のパワー不足でハワイ行きを取り逃がしたことが悔
       やまれる。残り数百米でのダッシュ不足で逆転出来ず。今後の課題となりました。
       とは言え今回の出場・完走達成の裏には、AAC会長をはじめ多くの仲間や関係者に
       随分何かと助けられての事、心からお礼と「感謝」の一言です。

       SWIM
       きれいな水、水温良好の中、目標の大きな黄色ブイを朝日が視界を遮る・・・・・。
       止まって確認しながらのスイム。予想タイムより少し遅いが先ず先ずでバイクへ。

       BIKE
       登り坂道は上がれば必ず下りのご褒美が有るといい聞かせながら・・・老人パワーで
       数十人抜きの大激走。途中、急なターンや砂地でも倒れることなくホッとしランへ。

       RUN
       ここで止まったら、いつ走るんだ!!と。 「今でしょう」と自問自答をしながら、とにか
       FINISH LINE目指して、すっかり暗くなった夜道を、雨も降ったりの中をフラつき乍も
       走り抜く。FINISH-TAPE切りは最高の気分でした。 FINISH-TIME  16:35:34
       (大会開催日:2015・8・23)
                   



第一〇八号
        アイアンマン70.3世界選手権参加報告!


2015年9月15日
JIC会員

塚原 登

       JICの皆様へ。
       会の創設時に福江でお目に掛かった千葉の塚原です。2006年に世界6大陸のアイア
       ンマンを完走した後に故障などがあり、以降70.3の方に移って世界をのんびり巡って
       います。
       此方の方はまだ6大陸完走までは行って居ませんが、昨年のCEBU70.3で世界選手
       権の権利を獲得し、今回2015の世界選手権に参加する事が出来ましたので、宗政さ
       んのご依頼を受け、ご報告します。皆さんほど優秀なアイアンマンではありませんが、
       それなりに楽しんでいます。

       各位 今回、ハーフアイアンマン70.3世界選手権に行ってきましたので、報告します。
       日時 2015年8月30日 午前11:58スタート  天候 晴れ/気温28℃ 南西の風4㍍
       場所 オーストリア・ザルツブルグ圏・ツエルアムゼー(標高800M)
       移動 NRT/HEL JAL413 B787 
        HELにて3日時差調整 HEL/MUC  JA/FA CODE SHARE FLT
       MUC/現地 バス HEL/HELSINKI FINLAND MUC/MUNCHEN GERMANY
       経緯 2014 IRONMAN CEBU70.3大会エージ1位で世界選手権の権利を取得、
       今回の参加となりました。参加費 350Euro(約47600円・・・かなり高いですね)
       順位 詳細不明ですが、DNS/DNF/DQが意外と多く、最終エントリーは不明で多分、
       2400名位? エージ 30/45?  総合 1868/2200?

       経過 スイムはザルツブルグ圏のツエルアムゼー のツエル湖(水温20℃)の950M往
       復の三角コース。例年は16℃位との事。寒さ対策は幸運にも良い方に外れた。
       透明度は低かったが、波は殆ど無く、泳ぎやすかった。顔を上げるたびに、両側にア
       ルプスの一部が見える素晴らしい景色だった。新しいウェットの効果か、自己ベストの
       35分台。
       問題のバイクは、20㎞付近からの15㎞の上り、13㎞を何とか上った後の最後の2㎞
       が平均14%の急勾配。フロントはコンパクト、リアは28Tを付けていたが、それでも急
       勾配の部分は斜行になり、サミット(頂上)まで後500mの所で、大きな外人と接触し
       降車する。以後、急勾配で乗車できず、バイクを引いて山頂まで。

       その後の急降下でも危険回避でブレーキを掛けっぱなしの所が多くかなり消耗し、そ
       の後何故かエネルギーがうまく摂取できず力のないライドとなり、90kmスプリットで最
       悪の3時間55分。何とかバイクを終え、湖沿いの比較的フラットなランをスタート。後続
       に数10名?は居そうで最後尾ではなかったので、気を取り直して走る。
       ここ2年以上、左腰中臀筋の慢性の故障のため、ランはkm6分以上では走れず、それ
       以上の遅さで各エードで止まりながら何とか日没前にゴールしました。

       機材 CERVELO S5/DH BAR装着。C50/TUBELER FR使用。今回はコースが厳しか
       ったのでTT BIKEは使用せず、これは正解。印象 自転車文化の深い欧州のライダー
       のバイクは、機材は兎も角としてみな速い。グランツールのプロ程では無いが、
       急勾配を何故かアウターで上がって行く輩が多かった。
       稲毛の練習で使う長さ1.3㎞の平均勾配5%?の長柄のネズミ坂の10倍位の長さを何
       回も上っていないと、今回のコースには全く対応できないと感じました。

       その他 アイアンマンと違って、70.3の世界選手権は毎年6大陸を持ち回りで開催し
       ていて、来年はオーストラリア大陸のジーロングです。もう予選の大会は始まっている
       ので、皆さんも是非チャレンジしてみて下さい。僕も今回の屈辱に懲りずに、又近場の
       70.3の大会に挑戦します。多分FILIPPINEのSUBICBAY70.3になると思います。
       尚、雑件ですが、完走メダルは大きくて重く、今までのどの大会のものより立派で、又
       参加賞も非常に豪華だった事を申し添えます。
       写真は山岳を終えて平地で向かい風で喘いでいるところと、ゴール前1㎞付近のもの
       です。  (大会開催日:2015・8・30)
            



第一〇七号
       アイアンマンジャパン・北海道レース応援記!


2015年9月5日
東京都在住

生井 佳奈子

      夫 「ノブリン」の応援記
       スタートは一番最後の第6ウェーブ。白帽子。ノブリンの位置がわかる。やっぱり後方
       スタート。白帽子のあとを追う太郎さんの泳ぎも見れた。格好良かった。速い。見えな
       くなるまで見送り、一度上陸する2200m地点ぐらいで待機。プロ、上位の泳ぎはあきら
       かに違う。ドルフィンだ。最短距離をくる。見ていて楽しい。でもだんだん、泳いでいる
       人がいなくなる。不安になってくる。ノブリンっぽい泳ぎの人に、『ノブリン!』と声をか
       けたけど違う。何度も違う人に『ノブリン!』と声をかけていた。

       ハワイでスイムアップのノブリンを待っていたときはずっと泣いていたけど、今回このと
       きは泣いていなかった。泳いでくる人がいない。沖の方からノブリンを発見!よかった。
       でも間に合うかな。制限時間あと1時間ぐらい。スイムフィニッシュの位置に移動。みん
       なバイクスタートしている。1時間ぐらい待ってノブリンがスイムアップ。バイクラックには
       ほとんどバイクがない。バイクスタートの位置まで一緒に走る。ノブリンを見送ってほっ
       とした。 1:56:35。

       一度ホテルに戻ってから、レンタル自転車を借りる。ここからKANAちゃんの大冒険だ。
       自転車屋さんが教えてくれたのはR230。途中で間違えてしまったようで、トンネルに
       出てしまった。歩道が広かったので歩道をママチャリで走る。2kmぐらい長いトンネル
       で怖かった。トンネルを出てほっとしたら、またトンネル。ここも2kmぐらいで歩道が広
       い。トンネルがやっと終わったら、海に出てしまった。これでいいんだろうか?またトン
       ネルだ。今度は歩道が狭い。怖い。どうしょう。トンネルの前で悩んで、近くの老人施
       設で聞いてい見たら、400mぐらいだとのこと。よし、行こう。ママチャリを押してトンネル
       の中を歩く。

       トンネルを抜けたら、豊浦の道の駅にでた。トライアスロンの警備の方々がたくさんい
       る。大丈夫。まちがえてない。いける。係りの方にT2までの道を聞き、休憩。いちごソ
       フトクリーム、美味しかった。豊浦はボクシングの内藤さんの故郷でメダル等がたくさ
       んあった。『峠で、上りがあり、大変ですよ』と言われていたけど、上りはそれほどでも
       ない。トンネルのほうが怖くって嫌だった。ママチャリで上るのも楽しい。

       あ、ここノブリンと下見した道だ。ここだ。あっている。あと5kmぐらいだ。下りが怖いけ
       ど、気持ちいい。応援の人たちがいた。T2到着14:00。ノブリンがくるまではまだまだ
       時間がある。応援しながら待機。エイブルチームの足の長いモデルさんたちもいらした。
       Y沢さんを発見!苦しんだようだけどきっちりフィニッシュはさすがベテランだ。15:30
       ぐらいだったから、ノブリンはやっぱり17時近くになる?制限時間は16:55。間に合う
       かな。

       だんだん、バイクの人も応援の人も少なくなってきた。一緒に応援していた女性も『主
       人がきたので、ゴールに行きます』と行ってしまった。心細くなったので、大きな声を出
       しながら応援。バイクで帰ってくる人も辛そうだ。ノブリンを待ちながら探しながらだけ
       ど、この180kmという距離をバイクに乗って帰ってきた人たちを見ていると感動する。

       16:55を過ぎた。もうだめだ。遠くからくる人がノブリンでありますように、と目をこらす
       けど、どうみてもノブリンじゃない。制限時間が15分延びたと情報がある。その時間も
       過ぎた。17:10。やっぱりだめだ。せつない。また、だ。ハワイのときと同じ。でもハワ
       イはバイクフィニッシュはした。今回はだめだ。

       応援していた男性に『もう、終わりですよね?』と声をかけたら、涙がでてきた。彼も
       知り合いを応援していてまだこないらしい。ママチャリで洞爺湖まで帰ると言ったら、
       車で送ってやると言ってくださった。美瑛からいらした方で、車にサーベロT3が積んで
       あった。大事なT3ちゃんの上にママチャリを乗せてくださり、自転車さんまで送って頂
       いた。I川さんがいらっしゃらなかったら、泣きながら暗い山道をママチャリで帰って行
       くところだったと思う。I川さん、ありがとうございました。

       ホテルに戻っても、ノブリンがいない。2時間近くしてやっと会えた。ノブリンは車で私
       を探しに行ってくれてたそうだった。ノブリンは143km地点の関門でだめだったそうだ。
       ヒルクライムがとんでもなかったらしい。上りに時間がかかってしまい、下ってからは
       豪雨と寒さ。まだいけると、体力気力はあったけど、時間がだめだった。1時間ぐらい
       50名ぐらいでそこにバスがくるまで待っていたという。バスが3台、補助席も入れて満
       員だったらしい。

       ハワイの時は、「こうしたら、ああしてたら完走できた」という想いがあったけど、今回
       は残念だけど、どうしても無理。スイムに時間がかかりすぎる。スイムが1時間30分で
       泳げれば、バイクの時間はあったのに。スイムをもっと真剣に考えないと、と反省。
       かなり凹んでいる。それでも大変だったバイクコースは、『雄大!』と感動していた。
       警備員、スタッフの方々が所々にいらして、大きくコースをとったのも大変だ、と大会
       側の苦労が伺えたようだ。

       ケアンズで知り合った方、ハワイで知り合った方、一緒のスポーツクラブの方、宮古島
       でいつもお会いしていたK夫婦、トライアスロンで知り合った方々に久しぶりにお会い
       できたのもうれしかった。大会運営に関わった方々、ボランティアのみなさん、参加し
       た選手のみなさん、洞爺湖でお会いした方々、一緒に練習してくださった方々、応援
       してくださった方々、ありがとうございました。
       (大会開催日:2015・8・23)
                   



第一〇六号
          2015 Ironman Japan レースレポート!


2015年8月28日
JIC会員

小松 亮

       トライアスロンを始めた初期の伸び盛りな2011年に運よく世界選手権の出場権を得る
       ことが出来ました。その後、2012年は燃え尽き症候群によりアイアンマンには挑戦を
       せず、2013年のカナダ戦では足底筋膜炎によりランの残り20KMを歩き完走がやっと、
       満を持して出場した昨年のIronman Japanではバイクパートで2回パンクし涙をのみま
       した。

       ベスト体重+7KGのプヨプヨの体の2015年正月、Konaに向けた最後の挑戦を決意しま
       した。運で勝ち取るのではなく、予め目標を設定し、ゴール達成するためのプロセスを
       しっかり踏むことにしました。まだ、足底筋膜炎も完治していなかったので、トレーニン
       グと治療を併用しながらになります。

       トレーニング日記を見ると、1月からレース直前まで週平均スイム7KM、バイク210KM、
       ラン50KMのトレーニングをしておりました。時間にして週14~5時間のトレーニング、
       それにプラスしてストレッチ、体幹トレーニング、足底の治療と、結構忙しいです。ただ、
       このトレーニング量はKonaに出場するエイジグルーパーでは平均的だと思います。
       足底の故障を抱える私は、恐らくこれ以上の練習をすると体を壊すだけなので、いか
       に効果的なトレーニングをするのかが重要でした。

       1-4月までバイクはLSD、ランは40KMほどのトレランと20KMのペース走を中心にトレ
       ーニングを組み立て持久力を養います。5月から比較的涼しかった7月前半まではス
       ピード強化です。Ironman Japanのバイク・ランコースが発表されてからは、コースに
       適応させるためバイクもランもアップダウンの激しいコースを集中して走りました。

       出場選手リストが発表されました。私の45-49エイジのKona出場権は5つと予想され
       ました。(結局その通りでしたが。) ただ、今までのレースで一度も勝ったことがない
       選手が4名出場するし、アメリカやオーストラリアからの参戦もかなりあり不気味です。
       全てを出し切らないと勝てそうにない、厳しいレースが予想されます。ただ、この7カ月
       強のトレーニングにより過去最高レベルの準備はできました。

       Swimはウエーブ毎のフローティングスタート。水温は24度弱なので、ウエットスーツを
       着てのレースではちょっと暑いくらい。スタートダッシュをすると一気に心拍が上がり呼
       吸もできなくなるレースがここしばらく続いたので、バトルに巻き込まれないように隅
       から一定ペースで焦らず泳ぎました。2.1KM地点で、一度陸に上がります。その際、
       妻が「11位」と教えてくれました。自分の実力ならこんなもんだと思い2周回目もペー
       スを維持します。Swimは10位でフィニッシュと妻のコールあり。

       さあ、一番得意のバイクです。ランに足をのこしつつ、かつ、5-6名抜かなければいけ
       ません。以下の高低差図の通り、獲得標高2355Mの厳しいコースです。バイクも出来
       るだけ一定ペースで頑張りすぎないようにし、100KMからの長いヒルクライムに備える
       必要があります。このヒルクライムは壮絶でした。私と同エイジ3名が一つのパックにな
       って登っていきます。全員が、負けられないと思っているはずです。とうとう、頂上まで
       同じパックで上りきったところ、エイドがあり2人はエイドのほうに向かいました。今しか
       ない。エイドはパスして一気にダウンヒルを選択。ガンガン加速させます。この作戦は
       一見成功したように見えましたが、下りきったとき水も補給食もないという状況になっ
       てしまいました。さすがに後40KMを水なしでレースするわけにはいかないので、次の
       エイドで立ち止まり十分な水分補給をしました。再びゴールまでまたダラダラとしたの
       ぼりです。「こんなコースもういやだ!」と思いながら、「今足を止めれば楽になるぞ!」
       と悪魔のささやきが聞こえます。そのとき、水分補給の際立ち止まっていたので抜か
       れたんでしょう、前方にあの2人が視界に入ってきました。ということは今7位におちて
       いるんだ。頑張らざるを得ません。2人をパスして、一気に下り5位(これは自分の想像、
       結局あたっていましたが。)でバイクフィニッシュ。
       cid:image001.png@01D0E10A.955DCF20

       今年もっとも強化してきたランです。誰かに抜かれた瞬間、Konaの夢は潰えます。ラン
       スタート直後、補給のため休んでいた同エイジの選手を抜きます。よし!4位だ。厳しい
       といわれたランコースも今年前半しっかりトレランで上り・下りのトレーニングをしたおか
       げでそれほど苦ではありません。急な上りは走らないで、時間の節約のため今まで我
       慢していた小便を歩きながら垂れ流します。3KMほど続く200Mの下りを怖がらず一気
       に駆け下ります。ランのコースは18KM と30KM付近の折り返し地点で、自分の順位が
       確認できます。18KMの地点で、前を行く外人選手2人を確認しました。あくまでレース
       中自分が目視しただけなので、カウントミスがあるとまずいので行けるところまでスピ
       ードを上げます。途中前を歩いていたオーストラリア人をパスし、キロ4分44秒の高速
       ペースで進みます。30KMの折り返しのいちょっと手前で妻より「一位だよ!」と言われ、
       自分のカウントと違うので「そんなことはない、よく見てて」と返答。でも、彼女はアスリ
       ートトラッカーで僕の順位がわかるんだし、間違いないんじゃないの?と疑問に思いな
       がら周りをよく見て走ります。折り返して、しばらくすると自分が一位であること確信し
       てきました。後続との距離を確認します。大きく崩れなければ大丈夫だろうと思いなが
       ら気持ちはかなり楽になりました。でも、前半のハイペースがたたり、一歩一歩が重い。
       最後の10KMはとてつもなく長く感じました。ゴールは目の前です。MCが「エイジ優勝
       の小松選手今ゴール」と叫びました。タイム・順位は以下の通りです。49歳のおっさん
       のフルタイムワーカーにして、よくがんばった方かな?

 

距離(KM)

タイム

エイジ順位

総合順位

SWIM

3.8

1:01:31

10

81

BIKE

180

5:58:19

5

38

RUN

42.2

3:42:23

1

38

合計

226

10:50:14

1/250

38/1609

       完全燃焼した体のダメージはひどく、このレポートはレース終了5日後の8月28日に書
       いているのですが、まだ体がだるいです。

       順位・タイムを競うトライアスロン、十分楽しめました。レースでも怪我・メカトラ・ハンガ
       ーノック、いい時ばかりではありません。ただ、今回レース中しんどくなって本当にリタ
       イアしたくなる瞬間が何度もありました。年齢とともに痛み・辛さに耐える能力が確実
       に衰えているのを感じました。私の友人でスロットをとるための緊張感が楽しいという
       方もいますが、根性のない私はこれで十分です。今後はトライアスロンを楽しむことに
       専念したいと思います。(数年後、気持ちが変わってまたKonaを目指すかもしれません
       が、それはそれでいいのでしょう。) 
       ただ、代表として恥ずかしくないレースをするため、8月はゆっくり休みますが9月から
       再度1か月トレーニングして、10月10日の選手権を戦ってきます。
       (大会開催日:2015・8・23)
        



第一〇五号
         アイアンマンオーストリア大会参戦記


2015年7月14日
JIC顧問

石井 英機


       昨年のフランス大会の悔しさを晴らしアイアンマンレース完走30回をめざしてオースト
       リア大会に参加してきました。結果はバイクコース1周回目の下りで2周回目の選手に
       追突され大腿骨骨折、救急車で運ばれるという34回の大会中最悪のケースとなって
       しまいました。選手は大会関係者に詫びておいてほしいと言い残したようです。
       自分としてはもっと早く走っておかなくてはと反省しています。
       無事に帰国できそろそろリハビリとまでくることができたのは、救急車、救急病院の医
       師、看護師、ツアー会社、保険会社、オーストリア航空、成田空港など大勢の皆さんの
       献身的な大変暖かいお世話のおかげであり深く感謝致したいと思います。フランクフル
       トに続き今回も慣れない英語を駆使して病院に駆けつけいろいろ励ましてくれたかみ
       さんに敬服し感謝します。
       自分はバイクで遠くに冠雪したアルプスの山々、そこに至るまでゆったりとした山裾、
       草原と点在する家々などサウンドオブミュージックをほうふつとする景色を味わってき
       ましたが、かみさんはホテル~病院の往復だけで気の毒でした。元気なうちにトライア
       スロンを離れてゆっくりと歩き回らねばと思っています。

       6月25日(木)
       自宅6:00AM発~成田10:30AM発~ウイーン3:45PM着(所要時間11時間15分
       時差―7時間)~クラーゲンフルト6:40PM着~ホテル7:30PM着
       (自宅から20時間30分)
       成田ではバイクケース203cm21Kgのためオーバーチャージなし。初めてオーストリ
       ア航空に乗ります。アテンダントはスーツ、ズボン、ストッキング、靴全てが落ち着いた
       赤で、愛想もよく結構でした。食事前、中で飲んだ白、赤のワインやビールもおいしか
       ったです。パイロットの目というビデオではオーストリア、フランス、イタリアにまたがる
       アルプスのすばらしい眺めが見られました。ウインナーワルツが頻繁に流れています。
       ウイーンからは小型プロペラ機です。バイクが多くなり搭載に時間がかかりました。
       眼下には棚田などでなく直線的で広大な農地が広がっています。茶色はおそらく麦で
       しょう。クラーゲンフルトでは現地ツアースタッフが出迎えてくれました。ツアーは我々
       とTさんカップルの計4人でしたが彼らは町中のホテルです。ようやく着いたホテルは
       大会スポンサーでもありレース会場まじかで大変便利です。庭に面した席でおいしい
       ビールを飲みながら夕食をとりました。普通朝食だけですが特別に大会まで夕食もつ
       いていたようです。バイクの組み付けも順調に終わりました。

       6月26日(金)
       クラーゲンフルト 晴れ (日中30℃以上ですが湿気少なく快適です)
       6時起床、よく眠れました。朝食前10Kmほどバイク試走。車道に沿ってバイクと歩行
       者のための広い道路が続いています。バイキングの朝食はどこも同じです。庭先から
       ウエットスーツを着た選手が泳ぎ出そうとしており挨拶しました。ペルーからのカップル
       でした。水温は約20℃自分も辛子入りワセリンをたっぷり塗り(すぐぽかぽかしてきて
       効果抜群です)ウエットスーツを着てこの運河を湖の方向に泳ぎ出しました。運河は青
       く濁っており背が立ちますが沼のようで気持ちよくありません。流れは殆んどなくレー
       スではここを1Km遡ることになりますがなんとかなりそうな気がしました。
       かみさんと選手登録とエキスポでのショッピングなどに出かけました。選手登録にはパ
       スポート、誓約書、JTUカード(1デイライセンスを支払わずに済みます)を持参し簡単
       に終わりました。エキスポでは安い前年のフイニッシャ―Tシャツなどを買いました。湖
       には1周回に沿ってブイが浮いていました。ホテルに戻り反対側にクラーゲンフルト大
       学の構内が広がりそこがバイクラックです。カーボパーテイーには一人で出かけました
       が前年フランス大会で一緒だった千葉のY夫妻に見つけてもらいました。ご両人ジャ
       パンも完走して好調のようです。ヨーロッパの大会ではカーボパーテイーでアルコール
       はどんどん出ます。(ハワイでは没収されてしまいます) 完走を期して乾杯しました。
       ホテルではカリフォルニアから来た選手と歓談、47歳日本の食品流通会社に勤めて
       いたらしい。

       6月27日(土)
       クラーゲンフルト 晴れ 軽くバイク試走、スイムをして朝食。9時からアイロンドーム
       (広大なテント)での競技説明会にでかける。水温20.1℃のためウエットスーツの着
       用OKに大きな拍手があった。4時からバイクと各ギアー(バイクとラン用のウエアー、
       靴など)のチェックインです。レースNo.プレートの裏に名前、緊急時連絡者、連絡先
       など記入しておいたのが後で大変役立った。夕食はビーフ、魚など豪華なメニューで
       ありがたかった。いつものようにアルコールなし。

       6月28日(日)
       クラーゲンフルト レース当日 曇り~雨~晴れ  3時前起床。よく眠れました。持参
       したレトルトの赤飯(持参したコンロで戻します)を食べます。残りは梅干しを入れてお
       にぎりにしてラップに包み、オブラートで包んだゆべし・あめなどと共にベントーボックス
       に入れて補給食とします。 5時、トランジションオープンしておりバイク以外にギアーの
       所まで行けるのに驚いた。悪意を持った人はいないことを前提としているのだろう。
       バイクのエアー入れと補給食の搭載を無事に終える。ホテルに戻り辛子入りワセリン
       を身体中に塗りたくりWSを着て6時スイム会場に向かいます。

       スイム
       総勢2900名が7ウエーブでスタートします。プロと有力スイマーは6時40分、我々50
       ~70台は7時、女子は同15分です。皆さん元気よくスタートしてゆきました。さあ我々
       の番です。最後尾からですからバトルに巻き込まれることはありませんでしたが、過呼
       吸になったか水をしばしば飲んでしまいアップアップしました。カヤックの人も心配してく
       れましたがやがていつものペースを取り戻してきました。WSと辛子入りワセリンの効
       果は大きく心配した低水温症になることなく、左オープンをしてブイを見ながら右へ曲っ
       てしまうロスも少なくできました。15分遅れの女子選手が追い越してゆきます。反時計
       回りに第1コーナーまで1000m、第2まで1800mと湖岸まで2800m、最後は運河
       を1000m遡ります。運河の幅は5~6m位でしょうか。皆さんバタバタしますので濁り
       水も飲んでしまいます。鮭の遡上のようでしょう、両岸では観客が面白そうに(?)
       応援しています。フイニッシュはなんといつも食事をしているホテルの庭先だ。若者に
       ひっぱりあげてもらいました。時計を見ると1時間40分(正式計時35分30秒)で最初
       のアップアップを考えるとこんなものでしょう。

       トランジション
       テントの中で着替えです。フランスで冷雨に合い懲りていますから長袖、ポケットには
       防水のゴミ袋を入れ、レーサーパンツ重ね着にタイツの重装備としました。これが後で
       役立ちました。

       バイク
       バイクラックにはまだ少し残っていましたからビリではなさそうです。コースは1ラップ
       90Km、2つのピークは高低差およそ180mと240m(ベースは海抜440m、斜度
       12%) この間15程度の小さなアップダウンを繰り返し上り高さ計800mこれを2ラッ
       プする山岳コースです。最初は右手に湖を見ながらフラットなリゾート地を楽しく走りま
       す。18Km近くからいよいよ上りです。路面は荒れておらず周囲の山すその広がりや
       時折現れるきれいな町などのたたずまいは大変結構です。
       エイドステーションではバナナ、水など愛想よく補給してくれます。ピークにかかるとホ
       ップホップ(ドイツ語でも英語でも跳べ跳べの意味のようです)と盛んに応援してくれま
       す。うれしいですが肝心のペースが上がりません。やがて2周回目の選手達に抜かれ
       始めました。2つ目のピークを越えて後は下り(メーターは77Km)という所で突然若手
       ?選手に追突されてしまいました。殆んど記憶を失ってしまいましたが彼がソリーと言っ
       て去ってゆくのは覚えています。誰かが救急車を呼んでくれたのでしょう、かなり早く
       収容されて救急病院に入院、X線撮影で左大腿骨骨折が分かり輸血承諾にサイン、
       麻酔、チタニウムを埋め込み固定する手術を受けました。1時過ぎに事故、2時過ぎに
       手術、3時過ぎには会場からかみさんが来てくれました。この間スタッフといろいろやり
       とりしましたがレースNo.裏に書いておいた名前、緊急連絡者、先などが救急車~
       病院~会場間のやりとりに役だったったものと思います。3人同室の部屋でしばらく入
       院です。管を入れられて排尿します。

       6月29日(月)
       クラーゲンフルト(救急病院入院) 晴れ よく眠れました(痛みはあまりありませんでし
       た)。アルミ製の杖(帰宅まで大変役にたちました)でトイレやテラスなどに歩いてゆけ
       るようになりました。朝、昼、夕の食事はいろいろ配慮されているようでおいしく結構で
       した。
       さて旅行日程の変更と治療費用の支払いなどについて東京のツアー会社、欧州ツア
       ー代理店、保険会社と調整を始めました。電話を借りた病院3Fのナースステーション
       はじめ関係する皆さんの温かい理解と協力が得られまして殆んど希望通りになり深く
       感謝致したいと思います。
       ・クラーゲンフルトSホテル滞在を6月30日から7月2日まで延長する。
       ・クラーゲンフルト~ウイーンOS国内線のフライトを6月30日から7月2日に変更する。
       ・ウイーン~成田OS国際線のフライト(7月2日)をそのまま生かせるようにする。
       ・ウイーンの2日間のホテル滞在をキャンセルする。
       ・救急病院の治療費用は全額保険で支払う(キャッシュレス)。 などなど・・・

       6月30日(火)
       クラーゲンフルト(救急病院入院)晴れ  テラスは吸殻入れがあり喫煙できる。男女の
       スタッフも吸っている。自転車通勤がかなりある。看護師の皆さんに本当にお世話に
       なった。航空会社との交渉にあたり必要という医者の診断書の手配や病院の方から
       もフライトの変更を航空会社に交渉してくれてOKをとってくれたようだ。バイクのパッ
       キングのため7月2日のフライトには1日どうしてもホテルに戻りたいと申し出て午後再
       度X線撮影して実現できた。理学療法士が来て杖を使った階段の昇降を教えてくれた。
       ・フラット:杖を平行に出す~患側を先に~健側を後に
       ・降りる時:杖を先に降ろす~患側を先に~健側を後に
       ・上る時 :健側を先に~患側を後に~杖を上げる

       7月1日(水)
       クラーゲンフルト(病院~ホテル)晴れ  請求書(かなりの額でしたが保険会社対応
       でOKしてくれました)と医師によるX線写真が入ったCD、処置書やビジネスクラスに
       よる移動が必要という見解書などを入手して医師、スタッフの皆さんによくお礼を言っ
       て昼前退院できた。
       ホテルではかみさんの助けで無事パッキングできた。付近を散歩、すっかりかたずい
       ていた。運河ではおじさんが大きい鯉をゲットしていた。夕食はビーフとワイン、ビール
       でお祝いした。保険会社からの電話で結局両人エコノミーということになった。

       7月2日(木)
       クラーゲンフルト11:10AM発~ウイーン1:30PM発~成田7月3日
       7:00AM着~帰宅11:30AM
       迎えに来てくれたドライバーは英語OK、訪日2回とのこと荷物など軽々運んでくれチッ
       プをはずみました。OSのお嬢さん?はよく連絡がされていたらしく古いeチケットですが
       成田までのチケットを発行してくれました。しかもバイクのオーバーチャージなしです。
       AFと大違いです。すっかりOSファンになってしまいました。国際線は幸い空いていて
       横になることができて10時間半なんとか我慢できました。同じツアーのTさんと会えて
       完走した彼女にお祝いを申し上げました。帰宅後H外科を受診し8日には抜糸、13日
       からいつも通っている整形外科でリハビリを開始することになりました。

       スイス、ドイツ(レーゲンスブルグ)は完走できましたがドイツ(フランクフルト)では冷た
       い湖で溺れかけ、フランスでは山岳コース下りの急坂で冷雨にうたれタイムオーバー、
       それと今回の欧州大会では2勝3敗です。小さい時からバイクに親しみ厳しい山岳コ
       ースを身近にしたかの地の連中と競うことは、長期にわたる大変な努力が必要と痛感
       しました。まずはリハビリに励み次の目標を立てて進みたいと思います。
       トライアスロンは過酷な自然を相手にします、人為的な想定外の事態も生ずる可能性
       があります。大会へ参加するにあたり保険にはぜひ入っておくようお願い致したいと思
       います。
             


第一〇四号
         IRONMAN Taiwan 2015 レースレポート!


2015年5月27日
JIC会員

杉永 一顕


       2015412日に開催されたIRONMAN Taiwanに参加してきました。海外IRONMAN
       
初参戦。アーリーエントリーで550USドル。レートの良い時に申し込んだので手数料込
       で約65,000円ぐらいだったと思います。

       49()
       関西国際空港の駐車場に自家用車を停めて、チャイナエアラインで高雄国際空港へ
       出発。約3時間のフライトで高雄空港に到着。真冬並みの寒さだった神戸から、亜熱帯
       気候の高雄国際空港に降り立った感じは蒸し暑く、海外の独特の匂いで、海外のIRON
       MAN
に来たと実感しました。ツアー会社から到着ロビーに現地ガイドの劉さんと言う人が
       迎えに来ると説明を受けていたので探すこと数秒、とても怪しい人物に見える現地ガイ
       ドさんがツアー名の書いたカード持って立っていました。大丈夫なん?と思いながら、他
       の日本の方とも合流したので、言われるがままに劉さんの指示で手配バスに乗り込む。 
       ※劉さんは、とても良い人でした。

       高雄国際空港から約2時間(途中1回休憩)でホテルへ到着。 IRONMANが行われる
       墾丁(ケンティン)は、台湾の最南部に位置し、ハワイのカウアイ島と緯度がほぼ同じ場
       所です。台北から600Km離れたリゾート地。到着後選手登録を済ませ、高雄空港から一
       緒になったツアー参加者8名の方達と墾丁夜市へ!下調べも無く適当に現地台湾料理
       のお店に入る。料理の全てが美味しくて感激。初日から台湾に住めると思った程です。
       () 大勢で注文する事で、品数を多く食べる事が出来たのでとてもラッキーでした。
       旅先で交流を深められるのもトライアスロンの魅力の一つです。

       410()
       スイムスタートと同じ時間にスイム試泳。大会前の情報だとIRONMAN HAWAIのルール
       が適用になり、水温が24℃以上だと全ての選手がウエットスーツ不可と聞いていたの
       で、スイムスーツで試泳。思った以上に台湾の海は泳ぎやすく、明日のスイム競技は
       ウエットスーツ無しでも大丈夫な感触で終了。同じ時間帯で試泳していた西内真紀プロ
       と話すことができて、この水温だとウエットスーツ着用規定適用が微妙で台湾だとエイジ
       はウエットスーツ着用になる確率が高いと情報をもらう。また、前日にバイクコース試走
       をした話を聞き、台湾の風が半端なく強くて恐怖を覚えたと聞く。なのに、なぜかワクワ
       クした気持ちでビーチを後にする。
       試泳後、組み立てたバイクの確認と路面状況を見るために20kmほど走る。自転車目線
       で見る景色は最高!!これまたワクワクした気持ちで終了。金曜日の昼食は墾丁路沿
       いのイタリア料理のお店に入りました。台湾味のカルボナーラって、とても微妙な味でし
       た(笑)

       411()
       観光も兼ねてバイクコース下見バスに妻と一緒に乗車。墾丁の南国リゾートから内陸部
       に入るとノスタルジックな街並みで、懐かしさを覚える風景です。次にバイクチックイン。
       入口にボランティアの若者達に拍手と歓声で出迎えられ、特に若い女性の歓声に照れ
       ながらバイクラックに向かう。台湾のバイクラックは、前輪式バイクラックでサドルの掛け
       るタイプと異なり、とても使い勝手が良かったです。夕方、選手ブリーフィングに出席。
       明日の説明を聞く。日本語での選手ブリーフィングでした。ウエットスーツ着用規定の判
       断は当日の海水温では無く、前日の海水温が適応になるらしく、11日の海水温23℃だ
       ったの着用OKになり、僕的には少しガッカリ。他の説明をしっかり聞き明日に備る。
       早めの夕食をホテルの部屋で済ませ、21時に就寝。過度に緊張することなく朝まで熟睡。

       412() 大会当日
       300起床。ホテルのカフェテリアで朝食。今回のIRONMANに参加して思った事が、年
       齢や性別に関係なく、皆よく食べる!美味しそうに食べる!!強い内臓もロングトライア
       スロン参加する必至条件ですね。ホテルからT1エリアとスイム会場が近いので、慌ただ
       しさも無く、ホテルの部屋でレースナンバーのタトゥーシールを張り、排便を済ませT1
       リアに移動。ただ、タトゥーシール1枚を張るのに失敗して焦る。事前に確認しとくべきだ
       ったと反省(課題)1。
       T1エリアに到着。日本出発前から確認していた気象情報では、大会期間中はおおよそ
       雨。現地の天気予報でも雨の確率が高かったが、雨が降った形跡も無い。バイクカバー
       を外し、エアを入れ、トランジションバッグを間違えないように預け、T1出口で待っていた
       妻に頑張って来ると伝えスイム会場へ移動。その頃には夜も明けて、心配していた雨の
       降る感じも無く一安心。
       
       Swimスタート
       555 プロがスイムスタート
       600 エイジグループがスイムスタート
       台湾のスイムは、ローリングスタートを採用。
       •1:01 to 1:10   1:11 to 1:20   1:21 to 1:30と書かれたボードの後ろに予想タイム
       順に並び、85秒間隔でスタート。僕は、1:01 to 1:10の第一グループ15列目ぐらいに
       並ぶ。並んだ場所には、欧米人が多く並んでいたので妙にテンションが上がる。
       穏やかで、透明度も高い、左回りの1.9kmのコースを2周回。2周回目の僕にピッタリつ
       いてくる選手に気が付く。初めてドラフティングを経験したので、なんだか嬉しくてペース
       を維持して泳ぎスイムUP。スイムの時に後ろにいた選手にトランジットへ向かう道の途
       中で肩をポンと叩かれ、軽い足取りで抜かされ…反省(課題)2
       Swim 01:12:52

       Bikeスタート T1エリアのバイクラックは年齢別に並んでいて、この時点では数台しか
       バイクスタートしていなかったので、気分よくスタート!台湾最南端の岬を通り、北上す
       る右回りコース。前半の約90kmは風が強く、アップダウンの多いテクニカルコース。
       後半は、IRONMAN台湾70.3のバイクコースの122.5km3周回する、平坦基調の市街
       地コース。
       スタートから20kmぐらいまでは路面状況も良く気持ちよく走れる!?最初の緩い上り坂で
       大腿四頭筋がパンパンになり、6人ほどのパックに入れずに単独走。今後の課題(反省)3
       50km付近の山岳区間辺りから、足の合う35人ほどのパックになったので頑張って走
       る。山岳区間が終わるとペースを維持できなくなり離脱。ペースが落ちている時に、追い
       越してくる選手がY.Sプロと結婚した女性選手A.Sさんだと気が付く。
       もう一度頑張ってみると、今までペースが落ちていたのが嘘の様に自転車が進む様に
       なり、後半の周回コースの2周回目まで同じようなペースで維持する事が出来た。しかし、
       2周目後半辺りからバイクシューズの痛みが我慢出来なくなり降車。3度バイクから降り
       てシューズを脱ぎ、水で冷やすが痛みは治まらず、集中力が途切れて漕げなくなる。
       何とか痛みに耐えてバイクフィニッシュ。バイクシューズの痛み対策が今後の課題4
       Bike 06:50:25

       Runスタート
       IRONMAN台湾70.3のスイム会場の南湾からスタート。7Kmのコースを3往復。事前に
       WEBで見たコースマップでは、標高差50mほどだったので、平坦な楽勝なコースだと思っ
       ていましたが、23%の上りが延々と続く、アップダウンの多いコースでした。ここにきて、
       太陽が照りつけ気温も上昇しタフなコンデションに!!このコースは周回コースだったの
       で、知り合いになった日本選手とすれ違う度にエール送り、送られ、頑張って走る事が出
       来ました。

       暑さと疲労から、前半から歩く回数が多くなり、辛くて歩いている時に吹田から参加のS.Y
       
さんとすれ違う。彼も歩いていたので、てっきり潰れたのかと思い近づくと、肩から腕にか
       けて出血の跡が!酷い擦過傷。聞くとバイク20km付近で落車し、何とかバイクパートを
       終えてランに入ったが、肋骨の痛みが酷く走れない状態だとか(帰国後の検査結果=
       肋骨骨折) でも、この大会に快く送り出してくれた家族や、職場のスタッフの為にも歩け
       るのなら完走を目指したいと言い、歩いている私を抜かすつもりで頑張って下さいと言わ
       れ、やる気スイッチが入り、残り20Kmは歩かずに走りきりました。南湾折返し地点では妻
       の応援。スイムスタートから十数時間、ランスタートしてから約5時間近く、言葉の通じな
       い外国で一人応援してくれた妻に感謝です。
       (バイクパートの時はツアー会社の計らいで応援バスに乗車)
       他に、S.Yさんは早くゴールしたにも関わらず、僕がフィニッシュするのを待っていてくれた
       事がとても嬉しかったです。
       Run 05:01:14

       Overall 13:21:33   T1: Swim-to-bike 00:09:10   T2: Bike-to-run 00:07:52
       
課題と反省の多い3回目のIRONMANになりました。
       ゴール後、相生から参加しているK.Nさん、吹田から参加のS.Yさん、私達夫婦の4名で
       墾丁夜市の100熱炒店で反省会。それにしても、IRONMANを走った後なのにこの食欲!
       トライアスリートはかなりパワフルです。(笑)

       413()
       朝、T2エリアまでバイクをピックアップ。行きはツアー会社手配のバス。帰りは希望して
       自走でホテルまで帰る。(墾丁の街を自転車で走りたかったから) ピックアップ後、スロ
       ット授与式を見学~アワードパーティ。スロット発表時の歓声と獲得者の表情は印象的
       でした。
       アワードパーティは、天候が不順の為に当初予定していたプールサイドは無くなり、ホテ
       ルのカフェテリアで行われました。お馴染みのMCウィットさんのノリノリ司会でアワード
       パーティに参加。パーティ&CEEPOの抽選会はとても盛り上がりました。
       パーティ終了後、台湾語も誰もわからないのに、妻のバイタリティー有る行動力で恒春の
       スーパーまで、路線バスに乗りお土産の買い出しに行く事になり出発。空港やホテルで
       買うお土産よりも安く買えた様です。妻はこの時点で飛行機のオーバーチャージの事は
       全く頭には無かったみたいです。(少しオーバーしていたと思いますが、現地ツアーガイド、
       寛平ちゃん似の劉さんおかげで無事チックインできました)

       414()
       帰国。高雄国際空港→関西交際空港 チャイナエアライン。3回目のIRONMAN 初めて
       の海外遠征が無事に終わりました。
               



第一〇三号
        家族と一緒にアイアンマンハワイ旅行!



2015年1月6日
JIC会員

宗政 義仁氏

       2014年10月11日にハワイ島で開催された大会に参加してきました。当日の天候は
       晴れ、ただし例年にはない強風に見舞われ、スイム・バイクと相当に痛めつけられまし
       た。

       元来 揺れに弱い体質の私にとってはウネリ・波が一番の大敵で、酔い止め対策が不
       可欠です。何とかそれをクリアしたもののバイクでは吹きまくる「コナウインド」が待ち
       受けていて、時速10~15kmしか出せない状況の中で長いながい時間を費やす事
       になりました。それでも何とかゴールし、ランに移ってからは自分のペースで完走する
       ことが出来ました。

       そして、最後の花道では左右から伸びてくる手波に触れながら、ユックリ過ぎていく至
       福の時間を全身に受け止め、歓喜の5回目ゴールを果たしました。制限時間の24時
       最終ランナーを迎える大群衆の歓声は、正に“心が震える喜び”の表現でした!
       私にとって今回のレースは特に厳しいもので、男女65歳以上の完走者が94人中63
       人(完走率67%)と言う結果で、如何に厳しい気象条件だったかを知ることが出来ま
       した。私自身は65歳代11位/41人中で、目標とする入賞することが出来ませんでし
       たが、次の機会には何とか入賞を果たしたいと思います。  (完走時間はこれまでの
       記録よりも約1.5時間も長い14時間10分44秒でワースト記録)

       コナ空港に着いて暖かい空気を吸い、世界のトライアスリートが行き交うアリー通りを
       歩きまわり、憧れのアイアンマンハワイを完走して改めて思ったことは “ジワリと盛り
       上がる感動=ヤッパリ素晴らしい大会=アイアンマンハワイ” の一言に尽きました。

       今回の旅行は妻と体力的に心配だと言う83歳の母に同行してもらい、一週間のコン
       ドミニアム生活を楽しく過ごすことが出来ました。この間はレースの応援はもとより、コ
       ーヒー園での見学・買物やウミガメと一緒に泳ぐ海水浴や、遠く300km近くも離れた
       ボルケーノ/キラウエア火山見物まで出来て本当に良かったです。
       ありがとう 感謝しています!
       (大会開催日:2014・10・11)