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    第一四二号

      北海道支部長退任あいさつ!

2024年10月7日
JIC会員
槙本 深氏

     北海道支部の会員で、アイアンマンチャンピオンシップの常連だった冨田訓司(とみたさとし)
     さんが、ALSを発症し動けなくなり、平成31年(2018)1月29日に逝去されました。
     謹んでお悔やみ申し上げます。 チャンピオンシップの表彰台に何度も上がられるなど偉大
     な業績を残したレジェンドとして記憶にとどめていただけますと幸いです。
     写真1 2013年IMワールドチャンピオンシップ75歳カテゴリで3位入賞した冨田さんのラン。
           ゴール1マイル前の勇姿。


     さて、北海道支部長を仰せつかっておりました槇本深(まきもとふかし)です。この度、冨田
     宏(とみたひろし)氏に後任を引き受けていただき、北海道支部長を退任したことを報告さ
     せていただきます。満70歳で2019年のアイアンマン台湾を年代別2位で完走し、最高齢完
     走者としても表彰され、いい思い出となりました。
     写真2 アイアンマン台湾2019年代別表彰式70歳カテゴリ。台湾美女の祝福をうけて。

     その後コロナ禍でしばらくレースがなくなりました。
     再開を期して練習をしていたところでしたが、変形性膝関節症を発症し歩くのもままならない
     状態に陥りました。リハビリに励み、スイムのみの練習、少しよくなったところでバイク練習、
     そして、ようやく歩き、走れるようになったところです。ランナーに比べてトライアスリートは
     リハビリと両立でき生涯スポーツとしてメリットがおおきく、ありがたいとつくづく感じいった
     次第でした。

     今年の北海道トライアスロン(2024/8/18)とアイアンマン南北海道(2024/9/15)を卒業の
     花道にしようと張り切って練習に励んでいましたが、北海道トライアスロンの直前に悪い風邪
     にかかり、DNS。なかなか治らなくて、咳とだるさが抜けず。アイアンマン南北海道もトランジ
     ッションに自転車とランバックを設置までして体調回復の奇跡を待ったのですが、むなしく
     痛恨のDNSとなった次第です。その後、検査をしてみると糖尿病を発症していたことがわか
     りました。厳しい食事制限で、ようやく体調も良くなり、自力で治せそうな希望が見えてきたと
     ころです。
     
     私がトライアスロンを始めたのは、40歳のころ、今でいうメタボリックシンドローム(肥満、
     高血糖、高血圧)の一歩手前に陥りました。それを克服するため、自己管理をゲームとして
     楽しむためにトライアスロンを始めました。禁煙にも成功し、メタボ症状もポッコリお腹は残
     ったものの、ほかの症状は全部なくなり健康を取り戻せたのでした。

     あのまま暴飲暴食喫煙夜更かしの生活を続けていれば、おそらくいまこの現在もうこの世
     にはいなかったと思います。トライアスロンと出会ったおかげでいままで生きてこられた。
     またふたりの冨田さんなど素敵な友人とも出会えた。この幸運に感謝しています。

     さて、ふりかえって欲を言えば、自分の自己管理能力を過信し、驕っていたような気もします。
     運動さえしていれば大丈夫。好きなだけ食べて飲んでも良い。血糖と血圧が正常化したこと
     でおおいに自信をもち、お腹ポッコリと体重オーバーを許していました。デブでもアイアンマン
     を完走できるぞ、デブの希望の星だなどと飲み仲間にうそぶいてもいました。60歳代までそ
     れで通用したのでした。

     体重オーバーは若いころは平気でも、70歳オーバーになるとさすがに関節が悲鳴を上げた
     のでした。それと、わずかではあったが、ガニ股O脚であったこともよくなかった。いまは、
     ストレッチ・靴の中敷き調整などで対処して膝痛はまだあるものの、ともかくは遅くても走れる
     状態に復帰できました。もう一年早くわずかな違和感を覚えた時点で対処していればと悔や
     まれますが、いまからでも遅くはない。

     メタボが進んだ先に糖尿病があるのですが、これもやたらのどが渇く、尿がたくさん出る。
     夜、尿に起きるなどの症状がまだ軽いうちに気が付いていれば、もっと楽な食事制限で済ん
     だのにと悔やまれますが、いまからでも遅くはない。

     80kgの体重はいま72kgまで減らせました。まだ減量中です。体のだるさもとれ、少しずつ練
     習も再開できそうな予感です。糖尿病を克服してエンジン強化を、膝関節を治して足回りを
     整備し、体重減少で負荷を減らし、再びトライアスロンのスタートラインに立てる日を夢見てい
     る今日この頃です。
     まずはローカルのショート、そして最後に “アイアンマンよもう一度” と胸に秘め雌伏の日々
     を過ごしております。もう少しJIC平会員として片隅にとどめさせていただければ幸いです。

     当会は、当初60歳以上が正会員となっていた経歴があり、高齢の会員が多いと思います。
     みな自慢の鉄の身体を持っていますが、70歳とくに75歳を過ぎるといろんなことが起きます。
     それを受け入れ、無理をせず、早いうちに対処すれば競技生命を永らえることができると、
     声を大にして訴えたいと思います。

     70歳越えで完走できると、それだけで入賞、表彰台は間違いなし。あわよくばチャンピオンシ
     ップのスロットも夢ではありません。ぜひ小さな違和感に素早く対処し、競技生命を永らえて
     70歳代のご褒美ステージを堪能できますよう会員の皆様にエールを送り、あいさつに代えさ
     せていただきます。
     写真3 向かって左から冨田訓司さん、槇本美恵子、槇本深 2013ハワイIM帰りオアフ島で