設 立 趣 意 書


  


   1、トライアスロン競技の誕生
    トライアスロン競技は1974年にアメリカ・サンディエゴで生まれた後、
    ホノルルに拠点をおく海軍カップル・ジュディとジョン・コリンズは、
    ワイキキビーチを 2.4マイル(3.86km)泳ぎ、オアフバイクレースで
    112マイル(180.2km)を漕ぎ、ホノルルマラソンの26.2マイル(42.195
    km)を組込み1978年2月18日に開催した。

    その後1981年10月13日、レースはワイキキの穏やかな海岸からハワイ
    島コナの不毛な溶岩原野へ移り、今もなおアイアンマンが提唱 し続け
    ている 【ANYTHING IS POSSIBLE】を得るために、心・体と勇気
    によってIRONMAN世界選手権は現在に至っている。
    そして、四半世紀が過ぎた世界において、2000年のシドニーオリン
    ピックで正式種目に採用され、初めて全世界に認知される事になった。

    一方、日本においては1981年鳥取県皆生温泉組合が事業発展の一助
    として皆生大会を開催、その後宮古島大会・琵琶湖大会と続き、新鮮
    な感覚と今までに経験した事の無い達成感と喜びを知り、沢山の愛好
    者が増え続け現在に至っている。

    また、都道府県対抗・各都道府県持ち回り方式で毎年開催されている
    2014国民体育大会(長崎がんばらんば国体)によって、より深く国民に
    浸透して来ている。

          

   2、トライアスロンの競技種目
    競技種目としては主としてアイアンマンレースで採用されている約226.2
    km(スイム3.8km・バイク180.2km・ラン42.2km)と、オリンピックや
    ワールドカップで採用されている51.5km(スイム1.5km・バイク40km・
    ラン10km)の2種目に設定されている。

    現在、アイアンマン(WTC)ロングレースはハワイを含め35レースが
    世界中で開催されており、2014年アジアのロングレースでは日本/北海
    道洞爺湖と、マレーシア/ランカウイ島での開催が予定されている。
    距離が226.2kmに限らず150kmを超えるレースも各地で行われている。

    また、一般にショートレースと言われている51.5kmは、日本トライアス
    ロン連合(JT U)や国際トライアスロン連合(ITU)が主催・共催す
    るレースで多く開催されており、トライアスロンレースの主流となってい
    る。

    その他、ミドルレース(アイアンマンレースの約1/2距離)やスプリント
    レース(アイアンマンレースの約1/8距離)等も開催されており、JTU・
    ITU・距離や地域に限定されることなく、全国の各自治体やクラブ組織
    によっても自主開催されており、開催地の立地条件等に合わせて盛ん
    に行われている。

          

   3、トライアスロン界発展のために
    過去日本においてアイアンマンレースを完走した方が何人いるのか、正確な
    データは持ち合わせていないが、世界を舞台としてアイアンマンレースで活
    躍したトライアスリートが日本のトライアスロン界を牽引して来た意義は大
    変に大きなものがあったと考える。

    今後の日本トライアスロン界がより一層発展して行くためには、アイアンマ
    ンジャパン(北海道洞爺湖)や日本トライアスロン連合(JTU)に協力し、
    各都道府県の連合/協会に於いてベテランの経験と活力を活かさなくては
    ならない。
    また、少子化が進む日本において競技者の減少は重大な関心事であるが、
    子供たちがトライアスロンに親しむための環境作りと、レース参加への協力
    と支援は欠かせないものと考える。

    また、生涯現役をめざす我々は自身で努力することはもちろんのこと、安全
    確保のために情報を交換を密にし、事故を起こさず故障しないで競技力を向
    上するノウハウを確保することが望まれる。
    我々仲間が心を一つにし出来る範囲で、無理なく行動する事が大切である。
    だから地元で活動するトライアスロン愛好者と共に、トライアスリートの誕
    生や育成およびレース参加などに協力支援しながら、各地で開催されている
    大会の情報や結果などを報告したり、また故障や事故などを未然に防止し
    つつ、競技力を維持・向上させるためのトレーニングや健康管理方法などの
    情報も発信して行きたいと考える。

           

   4、トライアスロン界発展のための課題
    今後とも魅力ある大会を開催して行くために、解決すべき具体的な課題とし
    ては、次の様な項目を挙げることが出来る。トライアスロンに携わる者とし
    て、これらの問題点を常に念頭において行動し、トライアスロンの発展に寄
    与して行きたいものである。

     * 日本トライアスロン連合(協会)主催(主管)大会に協力支援すること
     * 日本で開催されるトライアスロンレースに参加・協力支援すること
     * 地元のトライアスロンクラブと共に活動すること
     * トライアスリートの誕生と育成に協力支援すること
     * 地元で開催されている各大会の情報や結果を発信すること
     * 自らの日常トレーニングや健康管理状況を発信すること

          

               

   5、設立趣意ご賛同者への呼びかけ
    本意にご賛同頂ける方は本「設立趣意書」を十分にご理解の上、別紙
    「日本アイアンマンクラブ入会申込書」に記入の上、事務局までご送
    付ください。
    現在では会員数も増えて来たことから全国に支部を配し、より地元に
    密着した活動ができるようにした。
    今後とも各支部内で開催される大会などの相互協力が活発になるよう、
    そして支部長を中心に活動していけるよう努力していこう!

       


     (参考)
アイアンマンジャパン
(開催時情報)
 : http://www.ironman.com/ja-jp/triathlon/events
/asiapac/ironman/japan.aspx#axzz2L9nbjAKG
  アイアンマン70.3ジャパン  : http://www.ironman.com/triathlon/events/asiapac
ironman-70.3/japan.aspx#axzz2LdCHM0NG 
アイアンマン(WTC)  : http://ap.ironman.com/events/triathlon-ra
ces.aspx?d=IRONMAN#axzz2n4pNujtk
日本トライアスロン連合(JTU)  : http://www.jtu.or.jp/
国際トライアスロン連合(ITU)  : http://www.triathlon.org/?call=TVRBeQ==&keep=sh

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